太刀川家は文久3(1863)年、2代目太刀川善之助が米穀店漁業、回漕業を営み一代で財を成しました。
明治34年(1901)年に建てられ、昭和46(1971)年、国指定の重要文化財として北海道民家第一号に指定された太刀川家住宅店舗に隣接する洋館は、
大正4(1915)年、4代目太刀川善吉が応接専用室として増築されたもの。玄関上のコリント式円柱の柱頭にはアーカンサス葉状の飾り。
2階の軒下にも装飾性の強い彫りものがある持送りがあり、大正の華やかさを感じさせます。
昭和46(1971)年、函館市景観形成指定建築物となりました。 in preparation